阪神・鳥谷、チーム内から「足が動かなくなった」との声も
http://www.sanspo.com/baseball/news/20180522/tig18052205000002-n1.html

阪神・金本知憲監督(50)が打率・136と不振が続く鳥谷敬内野手(36)と歴代2位の連続試合出場記録(1934)に
ついての話し合いをすでに終えていることが21日、明らかになった。

「鳥谷を使い続けろ」「不規則な起用法のせいだ」「三塁や二塁と、たらい回しにしすぎだ」などという意見は数多く、耳に届く。
常時試合に出られないことは不振の一因だろうが、弱肉強食という競争原理がプロの根底にある以上、すべての要因を
首脳陣に求めるのは少し違うと思う。

鳥谷は6月で37歳を迎える。今年のオープン戦は打率・067(30打数2安打)。本塁打どころか打点もなかった。
チーム内では「足が動かなくなった」と守りと走塁に陰りが見えるという指摘もある。

記録に終止符が打たれた後は、プロ15年目で初の2軍再調整も視野に入れることになりそうだ。モチベーションを失った後の
鳥谷の姿を周囲は見ている。もちろんこれで終わりではないと信じたい。
大切なのは金本監督と鳥谷が十分な意見交換し、ともに納得した形であるのかどうか。ボタンの掛け違いによってしこりを残し、
チームに亀裂が入ることだけは避けなければならない。(阪神担当キャップ・阿部祐亮)