>>588
そもそも日本でいう地上波全国放送が昔から少ないから
(昔からの3局NBC,CBS,ABC+新興のFOX.〜FOXは衛星放送から地上波進出の逆パターン)
視聴者はほぼ100%ローカルCATVに加入しようとする
そのうえ「米のCATVは数百チャンネルある」と昔から多チャンネルシステムを謳うことも多いが
実際はスペイン語やポルトガル語中国語といった異民族向け放送、
あとは通販チャンネル(これは日本以上に向こうが元々本場)とか
教会や新興宗教の布教チャンネルとかが相当数を占めている
つまり契約チャンネルの大部分は一般視聴者にとっては必ずしも必要のないチャンネルということ
だがCATV事業者にとっては視聴者からの視聴契約料と並んで
これら通販事業者や宗教団体からのチャンネル利用料が大きな収入になっている
そうなるとCATV事業者はそういうチャンエル事業者と有利な契約を結ぶために
その他の視聴者を呼び込むチャンネルで契約者数を確保しておく必要が出てくる
やきうに限らずひとつひとつのコンテンツがキラーコンテンツとして呼べる客は
ばらけていて案外限られた数でもCATVのパック販売商法が成り立つ?仕組みは
CATV事業者側のこういう事情もある

日本に置き換えて考えてみるとわかる
スカパーやJ.COMのチャンネルがJや海外リーグあるいは新作ハリウッド大作の
放映権が取れずにマイナー競技や再放送や韓流ばかりになるのはまだ第一段階
それで視聴者数が激減した時になってジャパネットやQVCといったチャンネル事業者が
いつまでも魚のいない池に莫大なチャンネル利用料を払って居続けるかという話
CATV(有料放送)事業者にとっても生きるか死ぬかの瀬戸際なんだよ
※まあ米のローカルCATV事業者ってのは大半が既に
 大手のメディアコングロマリット傘下に吸収されてるんだけどね