大阪震度6弱 糸井が福留が絶句 仙台から空路帰阪、出発2時間遅れ
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/06/19/0011366581.shtml

 18日に起きた大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震の影響により、仙台か
ら帰阪予定だった阪神は搭乗する飛行機の出発が約2時間遅れるなどした。この日は
休養日で、当初の予定では昼前に伊丹空港へ到着予定だった。19日のロッテ戦(甲
子園)を前に、阪神も巻き込まれた天災トラブル。同行取材した阪神担当サブキャッ
プ・重松健三記者がドキュメントで振り返る。

 午前7時58分の地震発生から球団スタッフの動きは迅速だった。9時に仙台市内
のチーム宿舎から仙台空港へ出発予定となっていたが、すぐに馬場チーフマネジャー
らが対応を協議。陸路での帰阪も検討されたが、新幹線がストップすることを見込み、
予定通り空路での移動を選択した。

 仙台空港10時5分発のチーム便は一時、チェックイン処理が制限されていたが、
約30分遅れで飛ぶとの一報が移動中のバス車内に伝えられた。選手、首脳陣は出発
ロビーに入り、駐機場にも大阪行きの飛行機がスタンバイされていた。

 しかし…搭乗時刻が近づいた10時過ぎ、場内アナウンスで伊丹空港の管制官から
待機指示が出たため「約2時間以上、出発が遅れる見通し」と発表された。空港ロビ
ーの一角では香田投手コーチ、坂運営部長らが緊急会議。午後1時から甲子園で先発
投手陣による指名練習が予定されていたが、香田、金村両投手コーチ、スタッフの帰
阪が遅れるため対応を迫られた。