2018.6.4 05:03
阪神・植田“懲罰”交代…金本監督怒「何回いってんのか、という話」
www.sanspo.com/baseball/news/20180604/tig18060405030006-n1.html

 (セ・パ交流戦、西武10−5阪神、3回戦、西武2勝1敗、3日、メットライフ)

 守備が持ち味の男が唇をかんだ。一回無死一塁で、遊撃・植田が源田の平凡な遊ゴ
ロをファンブル。打球は後ろに大きく逸れ、併殺で二死走者なしが一転、無死一、三
塁に…。復帰登板の藤浪の足を引っ張り、いきなりの2失点に直結した。

 「それは練習でも分かっていたので、言い訳することはないです」

 打球が速くなるといわれるメットライフドームの人工芝。打球をはじいた時のけが
か、右手からは血が流れていた。しかし前日に続く平凡な遊ゴロの失策に、22歳の
若虎は言い訳しなかった。

 攻撃でも、痛恨の一打だ。0−2の三回一死一、三塁。ミス挽回の絶好機でエンド
ランのサインが出たが、二塁ベース付近へ二ゴロ。ベースカバーに走っていた二塁・
浅村に処理され、最悪の併殺打。四回の守備から遊撃には北條が入り、ベンチに下げ
られた。

 “懲罰”を込めた交代−。「そりゃ、そうですよ」と金本監督は語気を強めた。期待
するからこそ、厳しくなる。