宇崎竜童氏ら チケット不正転売禁止の法案成立求める

スポーツやコンサートのチケットが高額で転売されるケースが相次いでいることを受け、
歌手の宇崎竜童さんや夏木マリさんらが自民党の議員連盟の会合に出席し、
チケットの不正な転売を禁止する法案を速やかに成立させるよう訴えました。

会合には、歌手の宇崎竜童さんや女優で歌手の夏木マリさんのほか、
歌手のMayJ.さんやアーティストのZeebraさんらが出席しました。

この中で、MayJ.さんは「コンサートで高額転売を目的に座席が買い占められたようで、
最前列の真ん中に空席があったことが何度もあり悲しかった。適正な価格で多くの人に音楽を届けられるよう願っている」と訴えました。

また、夏木マリさんも「チケットに想定外の価格がつくのはフェアではなく、議員の皆さんには時代に敏速に反応してほしい」と述べ、
チケットの不正な転売を禁止する法案を速やかに成立させるよう求めました。

これに対し、議員連盟の会長を務める石破元幹事長は「与野党各党に理解をいただき、法整備に向けた作業を進めていきたい」と応じ、
今の国会での法案の成立に意欲を示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180416/k10011406171000.html