四球で自滅の藤浪
「弓引きポーズ」に身内からダメ出し 4/21(土)


身内からも大不評な藤浪の弓引きポーズ。手前はゲレーロ
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<巨人8-2阪神(20日)>阪神・藤浪晋太郎投手(24)が、またも自滅した。20日の巨人戦では5回9安打6四球6失点の大荒れ。初回から制球不安を露呈し、毎回四球を出すなど悪循環を断ち切れず、
今季初黒星に「クイックはよかったが、足を上げたときに…。初回と2回で四球を出してリズムを悪くしてしまった…」と肩を落とした。

金本知憲監督(50)もおかんむりだ。7回1失点の前回13日のヤクルト戦後に「次の方が大事。果たして今日の姿が本当なのか」と追試を課したが結果は“赤点”。

「見ての通り。悪いところが出た。あれだけボール、ボールだと野手も緩む。毎回作らないといけないのでブルペンも大変」と猛省を促した。

投球内容以前に「ストライクが欲しくなると体が突っ込みがちになるので、それを防ぐための意識付け」と前回から始めたマウンド上での“弓引きポーズ”も大不評だ。
「藤浪本人にとってはルーティンの一つに過ぎないのだろうが、マウンド上でやるのはよくない。敵に弱みを見せていることになる。本人にそのつもりがなくても、弓を引くような動きが外国人選手から挑発行為ととられかねない」とチーム関係者も警鐘を鳴らす。


これまでも試合中にフォーム確認を行ったり、首をかしげるなどマウンド上の所作について注意を受けることがあった。
優勝するためには活躍が不可欠な戦力だけに「勝つためなら周りを気にせずにどんどんやるべき」との声もあるが、
相手チームに無用な怒りを買っては元も子もない。いろいろと考え直す必要がありそうだ。