2018年4月23日18時25分
阪神望月、腰痛からの復活へ「恐怖心」を克服し前進
https://www.nikkansports.com/baseball/column/naruohama/news/201804230000599.html

 恐怖心−。病み上がりの選手には一番の大敵である。故障するといつまでもつきま
とう厄介もの。練習中でも、いつも通り普通に動いていても、ちょっとしたひっかか
りや痛みを感じると即、気持ちの上で反応する。頭に浮かぶのは「再発」の恐怖であ
る。再発しようものなら練習すらままならない。大きな夢と希望を抱いて飛び込んだ
大好きな野球の世界。「また、しばらく野球ができない。いや、それどころか野球生
命が…」どうしてもマイナス思考が先走る。

 「野球選手でありながら、野球のできない」もどかしさは私も何度か経験した。い
たたまれない選手の気持ちはよく分かる。阪神望月惇志投手(20)が昨年12月、
腰部ヘルニア手術を受けた。術後4月17日のオリックス戦初先発を取材してみた。
経過は良好と出た。