メッセ 暴言退場改心! 投げて打って大車輪で3勝目
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/04/19/0011177302.shtml

「中日3−4阪神」(18日、ナゴヤドーム)

 これぞ、猛虎の大黒柱や!阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が、6回
4安打2失点で3勝目を挙げた。前回12日の広島戦では球審への暴言で二回途中に
退場したが、この日はバットでも4点目のタイムリーなど2安打で貢献し、名誉挽回。
16日に国内FA権の資格取得条件を満たしたエースが、ずっとチームを支える。

 勝利への執念が全身からあふれ出ていた。6回4安打2失点(自責点1)で今季3
勝目を挙げたメッセンジャー。決して満足のいく内容ではない。それでもチームに勝
ちを呼び込めたことに、安どの表情を浮かべた。

 「初回あんな形でピンチを作ってしまって、それでも最少失点で切り抜けられたし、
自分自身もそうですけど、野手のみんなが我慢強くプレーしてくれたので。チームメ
ートに感謝したい」

 本来の姿とは程遠い立ち上がりとなった。初回、先頭の大島に左前打を許し、続く
京田の二塁内野安打で無死一、二塁。四球などが絡み1死満塁のピンチを招いた。平
田は投ゴロに仕留めて2死満塁としたが、亀沢の三塁適時内野安打で先制点を献上し
た。