小野“満点快投”開幕ローテ決定的 26イニング0封!プレシーズン無敵のまま完走
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/03/23/0011093140.shtml

 「ウエスタン、広島2−6阪神」(22日、由宇球場)

 “満点快投”を見せた。阪神の小野泰己投手(23)が22日、ウエスタン・リーグ
の広島戦(由宇)に先発。5回を被安打1、3奪三振で、無失点の好投を見せた。開
幕2戦目の先発候補に浮上している右腕が、自らの手で開幕ローテーション入りを決
定的にした。

 大事なマウンドを託される可能性を、自ら手繰り寄せた。最速149キロの直球を
主体に5回1安打無失点。実戦7試合、26イニング連続無失点と結果を積み重ねて
きた小野が、初の開幕ローテ入りを決定的にした。

 初回、先頭・桑原へは初球ストレートでバットを折り、遊ゴロ。3番・高橋大に死
球を与えたが、4番のバティスタを内寄りの変化球で見逃し三振に仕留め、無失点で
切り抜けた。二回は2死から、7番・木村にフルカウントからファウルで2球粘られ
たが、外のスライダーでバットに空を切らせた。三回まで毎回三振を奪う上々の投球
で、危なげなくアウトを重ねた。