2018.4.22 05:04
阪神・金本監督が激辛叱咤…大ブレーキ大山バッサリ「永遠に打てません」
www.sanspo.com/baseball/news/20180422/tig18042205040007-n1.html

 (セ・リーグ、阪神0−3巨人、5回戦、巨人4勝1敗、21日、甲子園)それじゃ、
永遠に打てん!! 阪神は巨人に連敗し、勝率5割に逆戻り。金本知憲監督(50)
は3度の得点圏で凡退し、2併殺の大山悠輔内野手(23)に九回、今季初めて代打
を送り「タイミングを変えていかないと。同じように立っていたら、永遠に打てませ
ん」と激辛叱咤。8番まで打順が下がった愛弟子にはい上がることを求めた。

 ♪ワッショイ、ワッショイ−。今季最多4万6367人を詰め込んだ甲子園がドラ
ムコールに包まれる。3点を追う六回一死満塁。長打で同点、一発が出れば逆転とい
う状況で大山がまた、打てず…。最悪の投ゴロ併殺に倒れ、聖地が失意に包まれた。

 金本監督は「右(方向)に狙いすぎているような気がする。差し込まれすぎ。タイ
ミングを変えていかないと、自分で工夫して。同じように立っていたら永遠に打てま
せんし」と苦虫をかみ潰したような顔だった。

 フルカウントから沢村に投じられたのは内角低めのフォーク。見逃せばボールだっ
た。虎将は「手が出るところですわ」とかばったが、打席での工夫のなさにため息を
ついた。

 インケツを絵に描いたような3打席だった。

 二回一死一、二塁の先制機では一直。二走・原口も戻れず、併殺となった。3点を
取られた直後の四回二死満塁は二ゴロ。ヘッドスライディングも吉川尚の好守に阻ま
れた。そして、六回の併殺打でリーグワーストの5併殺打。八回無死一塁では今季初
めて代打(高山)を送られた。打率・183。10打点はチームトップだが、得点圏
打率は・053(19打数1安打)まで落ち込んだ。