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三菱重工名古屋・勝野昌慶9K完投「集中力ついた」

<社会人野球・東京大会:三菱重工名古屋4−1日本通運>◇11日◇予選リーグ第2試合◇さいたま市川通公園

 三菱重工名古屋の最速151キロ右腕、勝野昌慶投手(20=土岐商)が3安打9三振完投で勝利へ導いた。

 1点リードの4回に3安打され1点を献上したが、他のイニングは被安打ゼロ。
スライダーやカーブでカウントを整え、5回以降は毎回3者凡退に切る安定感を見せた。

 高卒3年目の今年、ドラフト候補に名乗りを上げる右腕は「自分としては最後まで投げきるつもりでした。
基本的には全部三振を取るつもりで投げています。高校の時より、マウンドでの集中力がついたことで9回投げきれるようになったと思う。
(今年)プロへ行きたいと思っていますが、そのことは意識せずチームを勝たせる投球がしたい。
今日の勝ちで勢いに乗ってくれたらいいなと思います。もちろん、目標は優勝です」と言い切った。