ロサリオ看板弾2発!予習バッチリ 菅野攻略は「失投よりシンプルに来た球を打つ」
https://www.daily.co.jp/tigers/2018/03/30/0011114669.shtml

 阪神は29日、開幕戦の舞台となる東京ドームで全体練習を行った。新外国人のウ
ィリン・ロサリオ内野手(29)=前韓国ハンファ=は、フリー打撃で左中間の看板
に2発当てるなど「打者にとってはいい球場」と敵地に好感触。金本知憲監督(49)
は期待を寄せる新助っ人を4番で使い続ける方針を改めて明言した。

 驚いたようにロサリオの体が固まった。明らかにこすった、捉えきれていないミス
ショットが右翼席に飛び込んでいった。思わずケージ後ろで見守る片岡ヘッド兼打撃
コーチと目を合わせ、ニヤリと笑った助っ人。「練習だけだけど、打者にとっていい
球場だと思う」と言う。

 左中間、右中間の膨らみが少なく、甲子園と比較しても本塁打が出やすい東京ドー
ム。フリー打撃ではミスショットの打球がスタンドイン。完璧に捉えた打球は、左中
間席上部にある「一番搾り」と「セブン−イレブン」の看板にぶち当てた。