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 気温12度。パーカーのフードをかぶって球場入りした。室内練習場に移動すると
きは空を指さして、試合開催が厳しいことを予言? それでも表情は終始、明るかっ
た。

 2月の紅白戦と練習試合では12打数8安打で打率・667、3本塁打。ところが
各チームが結果も求めるオープン戦に入ると、10試合で打率・154(26打数4
安打)、3打点。17日の中日戦(ナゴヤドーム)で待望の1号ソロを放ったものの、
18日の同戦は3打数無安打1併殺だった。

 開幕まで4試合。前所属の韓国ハンファで編成部長として接し、R砲に「韓国のお
父さん」と呼ばれる宮本氏が不振の原因を分析した。

 「ロサリオは、外に逃げていく変化球を追いかける癖がある。日本はカット系の球
が多い。始動が早いと空振りしてしまい、意識しすぎると逆に速球に詰まってしまう。
ロサリオは左投手に強いように、もともと内角への対応力がある。外角球の見極めが
できれば、彼のツボに入るはずだ」