メジャーから帰国の青木宣親「単身赴任」決断は妻の意向
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「米国西海岸南部に位置し、一年中温暖な気候。
ロサンゼルスから車で約1時間、ディズニーランドも近い風光明媚なビーチタウンでそれゆえ富裕層がこぞって移り住む街、
それがカリフォルニア州オレンジ郡のニューポートビーチなんです」(米在住記者)
2017年12月、ここに居を構えたのが青木宣親(36)だった。
青木は今オフ、メッツからFAとなったが、名球会総会で「米国で探しています」と語っていたように、最優先はメジャー残留のはずだった。
ところが、日本球界のキャンプイン間近の1月29日、ヤクルトヘの7年ぶりの電撃復帰が明らかになった。
件の建物は、中古をリニューアルした物件。坪数は約107坪と、米国では特別広くはないが、ベッドルームとバスルームが4つも備えられている。
内装も豪華そのものだ。ダイニングの天井は開閉式になっており、日の光を浴びながら食事が楽しめる。
暖炉やプール、ジャグジーも完備し、価格はおよそ2億7000万円とのことだ。
「米国で豪邸を購入したことは、メジャーで引退を迎える覚悟と感じていた。それが古巣への復帰ということで、多くの記者が驚いている」(同前)
それには「米国陪市場の歴史的停滞が関係している」と、あるスポーツライターが続ける。
「メジャーの始動は2月中旬だが、FAとなった200人余りのなかで、移籍先が決まったのは半分にも満たない。
理由としては、2018年オフに大物選手が多くFAとなり、ぜいたく税回避のため、どの球団も財布の紐が堅くなっていること。
青木は市場では準レギュラークラスと見なされ、オファーが後回しになる。そうした不安のなか、日本復帰を決めたのが実情だろう。
(3年10億円の)発表以上の契約という話もあるし、引退後も幹部候補としての"約束手形"つきといわれている」

(続く)