DeNA倉本は3人の二塁手と組む男 密なコミュニケーションで奮闘 8/25(金)

3人の二塁手は当然ながら守備範囲は違う。だが倉本は自身の守備位置について、
「誰が二塁とかは気にしていない。打者によって、ある程度変えてはいますけど、極端に変えることはないです」と語る。
「意識しすぎずに均等に組んでいる感じですかね。自然に反応できるように」。理想は誰がパートナーでも、変わらないプレーができる自然体か。

それでもダブルプレーの際には倉本の些細(ささい)な反応が2つのアウトを生んでいる。
「ゲッツーで二塁ベースに入ってくるタイミングは一人一人違いますね。そこは気をつけるようにしています。
それは4−6−3(二ゴロ併殺)でも、6−4−3(遊ゴロ併殺)でも」。3人の二塁手の捕球体勢を見れば「だいたいどの辺にボールを投げてくるかは分かります。
ほんの何秒のことなので、大きな個人差はないとは思いますけど」と胸を張った。

倉本の入団時からすでにチームにいた石川は別として、田中浩は今季からDeNAに加入し、柴田も2年目で今季から出場機会が増えている。
コンビを組んだ期間はまだ短いが、「ゲームが終わってから『あそこはどうだった。これからはこうしていこう』と話しています。
柴田ともやっているなかで話し合っていて、良くなってきているかな」と密なコミュニケーションは忘れない。

「僕が(呼吸を)合わせることも、向こうが合わせてくれることもある。僕を分かってもらっているのも感じる。どれがベストなのかを常に気にしてやっています」
http://www.sanspo.com/smp/baseball/news/20170825/den17082513000004-s.html