>>311
続き

米国では、サッカーは極めて現実的な問題に直面している。
既存メディアの多くはトークショーやニュース番組で野球やアイスホッケーを取り上げることが多く、
相変わらずサッカーを話題にしようとしない。そして、そうしたメディアの冷遇が、
サッカーに対する「マイナーでニッチなスポーツ」との一般的な認識につながっている。

また、サッカーにとって最も大きな障害となっているのは恐らく、
米国の主要なスポーツの中で唯一(少なくとも、現時点では)、世界最高の選手を国内のプロリーグに招くことができないという点だ。
そして、これが要因の一つとなり、テレビやストリーミングで放映されるサッカーの試合は統制が取れない状況となっている。

メジャーリーグサッカー(MLS)や英国のプレミアリーグ、ドイツのブンデスリーガ、欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ
などの試合があちこちで放送されているが、どの試合も視聴率は振るわない。

ほぼ唯一の例外となったのは、 2015年の女子ワールドカップ決勝だ。
この試合のもようは米国内の2500万人以上が視聴した。
アメフト以外のスポーツで、これほど多くの人が一つの試合を見た例は、他にはほとんどない。

いずれにしても、今回のギャラップの調査結果は、今後起きることの前触れだと言えるだろう。
インターネットが米国におけるニュースの伝え方や形態を確かに変化させたのと同じように、
スポーツ観戦を巡る状況も変化している。


以上
すごいな。今までのアメリカ国内事情のレポートの中でも
かなりぶっちゃけていないか?