オレ流指揮官は、当人同士の
意思を尊重した。
親としての務め。CS前の多忙な時間を縫って、山口県萩市にある花嫁・花織さんの実家を単身で訪ねた。

「東京から新幹線で行ったよ。山口駅までは嫁さんも一緒だったけど、そこから先はオレひとりであいさつに
行ったよ。結納金とか結納品を持ってな」。本やインターネットで入籍までの段取りを学び、相手方の両親に
最大限の誠意を示した。
新たな門出を迎える新婚夫婦に、プレゼントも贈った。
「いつでも結婚していいように、だいぶ前から用意して
あったんだ」。東京・世田谷の自宅から徒歩1分の距離に購入しておいた一軒家。「家さえあれば困らないだろ。
ウチに二世帯で住むのもよし、そっちに住むのもよしだ」。福嗣さんが生まれたときから、考え続けた父からの
精一杯の贈り物だった。



身内にはこんなにマメで行動力があるのに…


さすがアナル