阪神岩田の独自古風トレ、基礎固めの1本歯げた散歩
[2018年1月14日13時26分 紙面から]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201801140000277.html

 原点回帰で巻き返す! 阪神岩田稔投手(34)が昔ながらのトレーニングで体を
鍛え上げ、今季の逆襲を目指す。沖縄での自主トレ8日目となった13日、1本歯げ
たでの散歩に始まり、海岸を素足で走る砂浜ダッシュ、約20キロの砂袋を抱えての
ダッシュ、素足でのキャッチボールを敢行した。「木造平屋理論」で基礎を固め、キ
ャンプイン初日から全力でアピールする。

 誰もいない漢那ビーチで、岩田が靴と靴下を脱ぎ捨てた。散らばる石や貝殻を取り
除くと、古風な練習のスタートだ。約25メートルの距離の砂浜ダッシュが始まった。
思わず「よっしゃ〜!」と声が出る。両足でがっしりと砂をつかまえ、グングン加速。
息が上がって5本目を終えると、さらにメニューは古風になった。ホームセンターで
購入した500円の袋に約20キロの砂を詰め、抱えて走りだした。

 「基礎が大事なので。ベースがしっかり出来ていないのに、新しいことをやっても
一緒。確実なものを積み重ねるためにもですね」