阪神Vデイリー DeNA大和“FA特権”なし ラミレス監督、二遊間白紙強調

DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が20日、阪神からFAで加入した大和内野手(30)について、
レギュラー確約を保留した。
特別扱いはしない考えで「大和が来たから(ポジションを)空けてくださいという訳にいかない。競争して、勝ち取ってもらえれば」と話した。

内外野において、球界屈指の守備力を誇る大和。
ただ、外野陣は筒香、桑原、梶谷ら層は厚い。大和は二塁、もしくは遊撃での起用が有力だ。
それでも、ラミレス監督は来季の二遊間について白紙を強調。
二塁なら柴田、遊撃なら倉本を中心に競わせていく構想を描き、「大和が来たからといって、今季レギュラーで出ていた倉本と柴田にはあまり心配してほしくない」と繰り返した。
FA戦士にも“特権”を与えず、競争心をあおった指揮官。
打線についても「2番と7番は空いているところ」と、
メッセージを送った。
優勝を狙う来季に向け、戦力の底上げを図っていく。