(続き)
「伝統あるチーム。数々の栄光を受け継ぎ、しっかりした成績を残さないといけない」。血はたぎる。「東京ドームは好きな球場の1つ。
右方向を意識しながらスタンドに入る。40本を目指す」と宣言。
「東京ドームの芝も好き。今まで以上に基本をしっかりやる。投手の助けになりたい」と守りにも自信はある。40発堅守となれば、「4番」も待っている。
「高橋監督にオーダーを決めるとき、そう悩んでいただけるようなアピールをしたい」と意欲を燃やす。そこに球団首脳を早くも喜ばせた風格・威圧感が加われば…。来秋、中日は失ったものの大きさを知ることになる。 
ゲレーロは自身の移籍騒動で揺れる中日ナインを気遣った。「僕らはしっかりと野球で成績を
残すのに全力を注がないといけない。
中日のチームメートも練習の妨げにならないよう、早く集中できるようになるのが一番」と事態の早期解決を希望。
また、会見では「まず中日時代に多大なご声援をいただいた、中日ゲレーロを応援していただいたファンに感謝したい」と巨人入団の決意を語るより先に、中日ファンへのお礼を述べた。