【阪神】金本体制3年目は執念「メンタルに古い新しいはない。古いと言っている方がダメ」
2017年11月26日7時0分  スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171126-OHT1T50051.html

 阪神・金本知憲監督(49)が25日、甲子園で開催されたファン感謝デーで201
8年のスローガン「執念」を発表した。「勝ちに対する執念、打席での執念、マウンド
での執念、守っているときの執念。それを前面に出して、優勝できるよう戦っていきた
い」とファンに誓った。前日に広島が発表した「℃℃℃(ドドドォー!!!)」のユニ
ークさとは対照的に、シンプルに金本イズムを打ち出した。

 1年目の「超変革」、2年目の「挑む」に続く、3年目の標語は、ひねりなしの直球
勝負だった。「(横文字でなく)日本語で古そうやけど、気持ちとかメンタルは一番の
基本。メンタルに古い新しいはない。古いと言っている方がダメ」と指揮官。「僕が現
役のときから、そういうのが一番足りない。このチームに伝統的にある(弱点)と思っ
ている」と説明した。

 就任以来、口酸っぱく「執念」を説いてきた成果も数字に表れている。16年にリー
グワーストだった三振数は1149から「141」減少し1008に。四球の数が「9
6」増え、与四球は「50」減った。自身の現役時代は「執念以上のものがあった」と
振り返り、「もっともっと(前面に)出せると思う」と猛虎ナインに発奮を求めた。精
神野球に回帰し、13年ぶりリーグ制覇を目指す。