2017.11.5 05:03
阪神・矢野2軍監督、榎田に熱くハッパ!「あの年代になれば結果」
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171105/tig17110505030006-n1.html

 「厳しい言い方をすると、選んでいられる状況じゃないと思うから。先発でいけって
言われたら先発で、中継ぎと言われたら中継ぎで抑えていかなアカンだろうし。ポジシ
ョンどうのこうのより、そういう準備、気持ちにしておかないと」

 もちろん今季も、先発と中継ぎ両方で準備していた。だがチャンスはなかなか訪れず、
シーズン終盤の3試合の登板で、0勝0敗、1ホールド、防御率1・42で、プロ7年
目を終えた。

 来季はもう32歳。仮に岩崎が先発再転向となれば、新人ながら勝ちパターンの一角
を担い、33ホールドを挙げた11年のように輝くチャンスだ。そのイスも島本、山本
らと競うことになるが、榎田も「(先発も中継ぎも)どちらもできるように準備してい
きます。選べる立場ではないので」と、覚悟を持って挑む。

 黙々とトレーニングに励む、真摯な取り組みは誰もが認める。だからこそ、矢野2軍
監督が求めるモノは1つだ。

 「あの年代になれば結果。本人も、年間を通したらいい年じゃなかったと思う。そこ
からどうするか、見ていきたい」