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 昨季は新人王に輝き、主軸として期待された今季だが、103試合で打率・250、
6本塁打、24打点。不振で8月18日にプロ入り後、初めて登録を抹消された。9月
25日に昇格後もスタメンはなく、DeNAとのCSファーストステージ3試合(甲子
園)では代打で2打席立ち、1打数無安打1四球だった。

 来季レギュラーを勝ち取るため、まずは今季の“宿題”を片付ける必要がある。その1
つがシーズン終盤に掛布前2軍監督と二人三脚で取り組んだ下半身主導の打撃だ。

 どんな球でも当ててしまう天性のバットコントロールは諸刃の剣でもあり、体のバラ
ンスを崩す要因に。ミスタータイガースは「(課題は体の)右サイドの壁。右膝がちゃ
んと投手の方に一回踏み込んで、向くというかね」と指摘してきた。

 中谷、大山、植田は24日から始まる秋季練習に参加するため近日中に帰阪予定だが、
背番号9は宮崎に残り、実戦漬けになることも分かった。