【阪神】金本監督、4点ビハインドから9回追いつきドロー「勝ちに等しい」
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170927-OHT1T50200.html

 ◆DeNA4―4阪神=延長12回=(27日・横浜スタジアム)

 阪神が4点ビハインドを追いつき、CS進出に王手をかけた。0―4の6回に糸井の15号2ランなどで3点を返すと、9回にも糸井が同点適時打。
救援陣が5回以降を無失点リレーでつなぎ、延長12回引き分けに持ち込んだ。連敗ストップは逃したが、金本監督は選手の粘りをたたえた。(以下は一問一答)。

―中継ぎが踏ん張った。
「そうですね。守りもね。勝てなかったけど、ピンチもよくしのいだし、リリーフもよく投げてくれて。(相性の悪い)浜口相手に0―4から。
 分が悪かったんですけど、追いついたことをね。9回の1点とか。今の状態で欲を言ってもキリがないんで。一時の悪い状況を抜けたような感じがします。
 きょうぐらいの気持ちを選手が出してくれれば絶対勝てると思う。残塁が多くてもったいないところもあるんだけど、きょうは選手を褒めたいですね」

―6回の糸井の一発も大きい。
「それも大きいし、その後も中谷の適時打で(福留)孝介もよくかえってくれた」

―中谷は9回1死満塁のチャンスで空振り三振。
「もう大チャンス。苦言ではないけど、あんなに、おいしいところでストレートを3つ仕留められないのが…。あそこでストレートをとらえられるようにならないと。
 せっかく今年成長しているわけですから。もったいない。おいしいところ。目の前のごちそうを床に落とすようなものだから。
 落ち込むんじゃなしに、『もったいないことしたな』ということで次に生かすようにやって欲しい」

―勝ちに等しい引き分け。
「勝ちに等しいですし、この2日間(24、25日)の連続完封負けの流れからすると、よく追いついたと思う。
 本当にお疲れさんというか、12回よく頑張ってくれました」