【阪神】金本監督、先発陣の立て直し策問われ苦笑い「何したらええ。教えてよ」
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170913-OHT1T50239.html

 ◆阪神2―7巨人(13日・甲子園)

 阪神は先発・岩田が3回6失点と炎上し、10シーズン連続で巨人戦の勝ち越しなしが決まった。
打線も11安打を放ちながら、糸井の2ランで完封負けを阻止するのがやっと。金本監督は投手の苦しい台所事情を嘆いた。

―先発が2試合続けて崩れた。
「ですね。2試合続けてまあ…。バテが来ているのか。せっかく審判が低めと右(打者)のインサイドを広く(ストライクを)取っているんだから。
 吉川もそこをうまく利用して投げ込んでいたから、うち(岩田)もそこに投げたらいいのに。追い込んで高め、追い込んで高めばっかりだった」

―9月は先発に頑張ってほしい。
「リリーフがこういう状態ですから。3回で(降板)。あわや2回で降板という…。これではリリーフもつぶれますけど。
 そういう意味では(ブルペンに)8人入れておいて良かったなと」

―先発を立て直していく必要がある。
「何したらええ。教えてよ(苦笑い)」

―先発のリズムが悪いと守備にも影響する。
「野手はそれに影響されてはいけないけど、そうなりがちなのが野球ですからね」

―打線はあと1本が…。
「ヒットは出ているんですけど、つながりに欠けた試合でしたね」

―大山の当たりが止まった。
「どうかな。スイングのあれ(狂い)もあるだろうし、調子もあるだろうし。陽川は、今日いいバッティングしたし、そのあたりは競争になってくる」

―巨人に勝ち越せないシーズンが続く。
「もともと力の差はありますから。メンバーを見ても。そこはピッチャー陣が頑張って、向こうの打線を抑えていかないと。
普通にやれば、普通に戦力からすればずぬけているチームですから」

―明日は落とせない。
「まあ何とかね。菅野から点を取って、秋山に頑張ってもらって、一つ取らないと」