阪神・安藤が引退 虎一筋16年39歳右腕 今季1軍昇格なし
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/09/15/kiji/20170914s00001173443000c.html

 阪神の安藤優也投手(39)が今季限りで現役を引退することが14日、分かった。
15日に兵庫県西宮市内で会見する。チーム最年長投手として若手の模範となっていた
右腕が、虎一筋の現役生活に終止符を打つ。

 くしくも背番号と同じ16年間。タテジマの16番を背負い続けてきた男が、ついに
ユニホームを脱ぐことを決意した。今季は大きな負傷もない中でここまで1軍登板なし。
昨季チームに復帰した藤川や桑原の台頭もあり2軍で結果を出しても昇格の声がかから
ない日が続いていた。9月中旬に球団側と話し合いの場を持ち現役を退く意向を固めた
もようだ。

 01年の自由獲得枠でトヨタ自動車から阪神入団。03年は右のセットアッパーとし
て51試合に登板し18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。04年にはアテネ五輪にも出
場。05年から先発に転向し、11勝5敗、リーグトップの勝率・688で2度目のリ
ーグ優勝を味わった。10年から12年はケガに苦しんだが、13年から再び中継ぎに
転向。抜群の制球力と熟練の投球術で、昨季まで4年連続50試合登板を記録した。