Jリーグは26日、18シーズンのJ1・J2クラブライセンス判定の結果を発表した。
昨年の申請で認定を受けたクラブのJ1およびJ2のクラブライセンスに変更はなかったが、FC琉球と鹿児島ユナイテッドFCが新たにJ2ライセンスを取得している。

クラブライセンスの基準は内容に応じてA・B・Cと3つの等級に区分される。
B等級はクラブライセンスは交付されるものの、制裁対象となる基準。

毎年指摘されるB等級基準の主な項目としてホームスタジアムにおける衛生施設と観客席の屋根カバー率の項目がある。
スタジアムは1000人の観客に対して少なくとも洋式トイレを5台、男子用小便器を8台設置。
そして観客席の3分の1以上が屋根で覆われていないといけないというものだ。

この項目を満たしていないB等級未充足のスタジアムは昨年からほぼ横ばいの21か所だった。

C大阪がキンチョウスタジアムを改修する計画を出していることで制裁免除となったが、新たにライセンスの交付を受けた鹿児島が屋根のカバー率で制裁対象として指摘を受けている。
なお、新スタジアムの建設を着工、もしくは自治体の首長による新スタジアム計画の発表があれば、制裁が免除されることになっている。今年の場合は京都(京都スタジアム(仮称))と琉球(名称未定)が対象となる。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?227049-227049-fl