日本野球機構(NPB)の友寄正人審判長は25日、西武菊池雄星投手の2段モーションによる反則投球について、
事前に複数回注意を行っていた経緯を明らかにした。

キャンプやシーズン序盤の投球フォームには問題がなく「4月、5月、6月はきれいなモーション。
ちょっと変わりかけたのは6月の中旬ぐらい。7月に入ってはじめて審判からちょっと段が激しくなっていると報告がありました」と説明。
審判団で会議を行って情報を共有し、7月下旬にはZOZOマリンスタジアムで西武側に伝えたという。

最初に反則投球を宣告したのは17日の楽天戦。「反則投球は1回ではなくて2回表に取られている。
1回表の投球を見て、球審は危ないと本人に注意したそうです」と、改善が見られなかったための結果だったとした。

24日のソフトバンク戦では、菊池は1回の初球に二段モーションを宣告された。

友寄審判長は「注意は何回もしています。なぜ今の時期か、じゃなくて、少しずつ悪くなってきているから今の時期。
4月、5月、6月と変わっていることは明らかなので」と説明した。

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