メッセCS間に合う!20日の検査次第で10・5以降の復帰可能性も
https://www.daily.co.jp/tigers/2017/09/17/0010561537.shtml

 阪神の金本知憲監督(49)は16日、右足腓骨(ひこつ)骨折で2軍調整中のメッ
センジャーと会談したことを明かし、CS登板へ向けて10月上旬の実戦登板を求めた。
この日、甲子園での中日戦が雨天中止となり、10月5日以降に振り替えられる予定。
リハビリに励む右腕は20日の検査でGOサインが出れば、ブルペン投球を再開する見
通しだ。

 頼れる大黒柱の帰還が現実味を帯びてきた。13日にメッセンジャーと会談した金本
監督は「(患部に体重をかける)許可が出れば、傾斜を使ってブルペンで、と言ってた
けどね。本人は(CSに)行けるとほえとったけどな(笑)」と明かす。

 20日に予定されている精密検査で骨融合が認められれば、軸足となる右足に体重を
かけることが可能。ブルペン投球を再開し、フィールディングやダッシュなどの確認を
並行して進める見通しだ。

 そこで問題がなければ、早くて10月上旬の実戦復帰が視界に入ってくる。この日、
雨天中止となった中日戦が10月5日以降に振り替えられる予定で「(登板が)あるか
もね。そこに行けたら行きたいね」と語った指揮官。CSでの先発が可能か否かを判断
するには、実戦マウンドをこなすことが最優先だ。

 「まあ状態がね。投げてるのを見ないとね。短いイニングでいいから2〜3試合、投
げているところを見たい」と金本監督が要望したように、10月9日からは宮崎でフェ
ニックスリーグも開幕する。5日に実戦復帰を果たし、フェニックスリーグで2度目の
登板を踏めば、同14日開幕のCSファーストSに十分、間に合う算段だ。

 「やる気まんまんや。恐ろしいよ(笑)。こっちとしてはすごくうれしいけどね」と
笑みを浮かべた金本監督。