阪神がスカウト会議 甲子園で株急上昇!打てる捕手広陵・中村に注目
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170815/tig17081505020011-n1.html

 阪神は14日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。
夏の甲子園で出場校が出そろい、1位指名筆頭候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)をはじめ、高校生を30人リストアップ。
11日の中京大中京高戦で2本塁打を放った広陵・中村奨成(しょうせい)捕手(3年)を高評価していることが判明。
熊本・九州学院の村上宗隆捕手(3年)らも含め、打てる捕手に注目していく。

 虎のスカウト陣が甲子園に隣接する球団事務所に集結した。白熱する戦いの中で結果を出した球児たちの見極め−。
佐野統括スカウトが、リストアップ作業を本格化させたことを明かした。

 「夏の大会を一回りし、みんな見た中で、高校生の話というか。そういう中で、みんなで話をしました。(候補は)30人ぐらいかな」

 今秋のドラフト会議に向けての話し合い。
1位指名の最有力と定めている高校通算107発の早実・清宮については「高校生の中で一番。トップクラス」と確認。
プロ志望届の行方を見守る方針を改めて示したが、今回の聖地で最も評価を高めたのが広陵・中村だった。

 球団幹部は「捕手は補強ポイントのひとつ」とし、中村については「打撃、肩の強さなど、抜けている。
体も大きく、プロの練習にも耐えられるはず。(上位)12人のうちに入るだろう」と、上位候補として定めたことを明言した。