金本監督、3位転落にも「だからあと何試合あるんかという話や。残り5試合ぐらいなら焦るけど」

◆阪神5―6DeNA(26日・甲子園)

阪神が連敗を喫し、4月26日以来の3位に転落した。先発・小野は5回4失点でデビューから6連敗を喫し、
西岡に休養を与えた打線も終盤のチャンスであと1本が出なかった。
金本監督は残り56試合に全力を尽くす姿勢を強調した。(以下は一問一答)

 ―最終回に見せ場を作った。

 「終盤のあれを、早いうちに出せるようにいきたいですね」

 ―初対戦のウィーランドは緩急を駆使していた。

 「まあ、どうかな。つかみどころがないような投球でしたけどね」

 ―1点ビハインドの8回に中堅・中谷と左翼・大山がお見合いで失点。

 「それはルーキーで素人を守らせている僕の責任ですから。そんなこと怖がっていたら、
  いつまでも選手を使えないでしょ」

 ―先発・小野が勝てない。

 「立ち上がりはいいように見えたけど、死球から投げにくさが出てきたのかなと思いますけど」

 ―勝てない状況が続くが、今後は。

「どうやろうねえ。下から…。まあ僕としては何かひとつきっかけがあれば、勝ちのリズムをつかめる。
 そう思わせてくれるピッチャーですけどね」

 ―高山の状態が悪い。

 「ずっと合ってない。とにかく。これはタイミングなんでね。僕らがどうこうではなくて、自分の中でやっていくしかない。
 打撃フォームとかはあれ(別)だけど、タイミングが遅いのは自分がリズムを作って思い出すしかないんだから」

 ―福留、西岡の休養日は高山がカギ。

 「やってくれないとね。去年もある程度、1年経験しているんだから、打てない時の修正法とか自分で
 見いだしていかないと、先には進めない」

 ―2軍での再調整は。

 「それはどうだろう。まだ分からん」

 ―3位に転落。

 「だからあと何試合あるんかという話や。残り5試合ぐらいなら焦るけど」