山田よ、先頭に立て!燕・小川監督が"指令"「影響力はとても大きい」
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ヤクルトは16日、神宮外苑で秋季練習をスタートした。
4年ぶりに復帰した小川淳司監督(60)は、スーツ姿で視察。
今季不振だった山田哲人内野手(25)に対し、「チームを引っ張るぐらいの思いを持ってプレーしてほしい」と、リーダーシップを持つことを"指令"した。
雨の中で始まった秋季練習。リハビリ組などを除くメンバ一が集まり、約2時間汗を流した。
今季セ・リーグ最下位からの巻き返しを図る小川監督は、不振にあえいだ山田にリーダーシッブを持つことを促した。
「成績を上げるというのは間違いない。チームを引っ張るぐらいの思いを持ってプレーしてほしい。
そういうタイプではないのは重々承知しているが、影響力はとても大きいものがある」
期待するからこその"指令"だ。3年連続トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を目指した今季は、143試合で打率・247、24本塁打、14盗塁と低迷した山田。
普段は先頭に立って行動することは少ないが、来季は個人、チーム両方の成績を上げるために、リーダーシッ
プを発揮してほしいと願った。
山田も「少しでもレベルアップしたいと思う。追い込めるところは追い込みたい」と気合を入れた。
小川監督は「打つ数字だけでなく、走る方も来年は求めたい」と期待。
背番号1の上昇なくして浮上なし。
チームのため、背中で引っ張っていく。

★強い体作れ!
秋のテーマは「強い体作り」だ。今季は川端や畠山ら主力にけが人が相次ぎ、
球団ワースト記録を更新するシーズン96敗を喫して3年ぶりの最下位。
小川監督は「チーム力を上げるためには技術の向上は欠かせない。
レベルアップをするための練習に耐えるだけの、体の強さをつけていかないと。
けがをしないために、というのが技術力にもつながる」と話した。
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