2017年阪神専用ドラフトスレ 13位©2ch.net
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 金成麗生（日大三）スカウト評価急上昇、阪神が追う
2017年07月12日
7/11、デイリースポーツ7面「虎が追う」より
金成 麗生 （日大三高・投手兼一塁手）
193cm・左投左打
ドラフト候補には、プロが驚くほどの劇的な成長を見せる原石もいる。
193センチ、101キロの恵まれた体格を誇る日大三のデカプリオこと金成麗生内野手兼投手。
昨秋は特大弾を放つ強打者として脚光を浴びたが、今春の投手復帰以降、スカウト陣の評価は大型左腕として急上昇中だ。
阪神を含む多くの球団は、規格外の潜在能力と伸びしろに注目している。
センセーショナルな公式戦初登板だった。異例のナイター開催で壮絶な乱打戦となった春季東京大会決勝。
八回にリリーフした金成の剛速球に、神宮の2万観衆が大きくどよめいた。
193センチの長身から投げ下ろす直球は、140キロ台中盤から後半を連発。最速は148キロを計測した。
ネット裏のスカウト陣にも衝撃が走った。頭部死球を与えるなど制球は不安定。
しかし、ほぼ真っすぐだけで早実の強力打線を押し込んだ。「ストライクが入れば1位候補だな」という声もあった。
もちろん、まだまだ粗削り。現段階で即戦力や上位候補の位置づけにあるわけではない。
プロの目をくぎ付けにしたのは、圧倒的なポテンシャルだ。
担当する阪神・畑山チーフスカウトは
「日本のプロを見渡しても、150キロを投げる左はそうはいない。ましてやあの体格で、となったら・・・」と魅力を挙げる。 もう一つの注目点は、急激な成長曲線。もともと投手として入学した金成は、昨夏後から一塁手に転向。
投手の練習を本格的に再開したのは、前述した春季東京大会決勝の後だ。
下級生時の投球も知る畑山チーフは「高校の間に、ドラフト候補と呼べるところにまで来るとは思わなかった。
下を使った投手らしい投げ方ができるようになっている。伸び率はすごい。短期間であそこまで変わったのは珍しい」と話す。
日大三の小倉監督は、この野手転向がターニングポイントになったと考えている。
「もともと肩周りはすごく柔らかい。一塁をやってノックを受けて、球際だとかで、下半身を使うことを覚えたのが大きいと思うんです。
それまではケガもあって、追い込んではできなかったから」と振り返った。
恵まれた体格ゆえ、金成は幼少期から膝の成長痛に悩まされてきた。
特に身長が14センチ伸びた中学時代は深刻で、全国大会に出場するなど才能の片りんは見せていたが、他選手並みの厳しいトレーニングはNG。
高校入学後も別メニューが続いた。走りこめない分は自転車に乗り、エルゴメーターをこいで、筋力と心肺機能を鍛えた。
痛みが治まり、ようやく十分な練習が積めるようになったのが昨年。そこに野手転向のタイミングが重なった。
金成自身も今年1月の段階で「野手をやって送球が安定して、制球力がついてきた感じがする。楽しみ」と話していた。
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