【新世代ショート】神経ずぶとい源田、潜在能力高い京田…高木豊氏の目
6/24(土) 10:39配信 スポーツ報知

 西武・源田は、時には進塁打も求められる2番打者として適任だ。私と同じ右投げ左打ちの内野手は、逆方向への打撃が中心となる選手が多いが、彼はしっかり引っ張れる。
グラブの使い方など守備には改善の余地があるが、あれだけエラー(遊撃手最多11)しながらひょうひょうとプレーしているあたり、神経のずぶとさがあっていい。

 中日・京田はボールの合わせ方や守備の“リズム”がまだまだ。人工芝の球場が中心だから守れている側面もある。
ポテンシャルは高く、遊撃手に不可欠なバネもあるだけに、常に土のグラウンドでやっている意識を持ってほしい。
打撃は徐々にタイミングをつかめるようになってきた。将来的にはいいショートになるだろう。

 楽天・茂木は打撃に関しては何も言うことはない。負傷したのは残念だが、思い切りがよく、打線をよく引っ張っていた。
守備は去年より今年、さらに来年と成長している段階。守備に目をつぶって余りあるほど、打撃の魅力があふれている。
(スポーツ報知評論家)


倉本の事も語って欲しい