地域メディアの喪失心配=元パーソナリティー・小松一三・82 毎日新聞2017年4月18日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20170418/ddm/005/070/017000c


>3月30日の本紙オピニオン面で「地域情報担い手喪失に心配の声」と題して茨城県の常陽新聞休刊の例を大きく取り上げていた。

>読者減の原因として、インターネットの普及でそれで済ませてしまう人々が多くなったことや、
>人口減による部数の落ち込みなどが考えられる。
>特に地方では配達地域が広く、人件費がかかるなどの要因が重なって、にっちもさっちもいかなくなっているようだ。
>記事では、過去20年間で約30社が休・廃刊になったことを紹介していた。
>1軒で全国紙とローカルの2紙を取ると今や6000円ほどの負担になり、家計への圧迫は深刻な問題だ。
>読者あっての新聞だが、地域メディアがなくなれば行政を丁寧にチェックする者がいなくなる。
>「報じることで行政はいいかげんなことができなくなり、市民の声に耳を傾けるようになる」との指摘どおりだ。