清原と落合の日本一をかけた対戦は2度ある。
88年の西武対中日
シーズン成績は 落合は.293 本塁打31本。 清原.286 31本塁打と大差ないまま
日本シリーズを迎えた。

落合にとってはじめての日本シリーズ。結果は西武の4勝1敗。
清原はシリーズ.375 3本塁打4打点。 落合は短打だけの.313 打点0.
落合は「4番の差で負けた。短期決戦は数字だけでは駄目。」

94年西武対巨人
シリーズ成績 清原.348 4本塁打8打点。 故障もあった落合は.333 本塁打0 打点0

シーズン通算成績
落合510本塁打1564打点.311(2236試合)
清原525本塁打1527打点.272(2316試合)

シリーズ通算成績
落合 0本塁打 1打点.286(11試合)
清原15本塁打39打点.301(60試合)

上記の通りシーズンとシリーズ成績を比べると
シリーズ男の清原はシーズンの成績を上回り、落合は逆である。
「長期戦では負けない。短い期間は輝くが長続きしない」・・・
いみじくも新人時代の清原を見て落合が放った言葉がシーズンと
シリーズで実証された。

相手投手のいい・悪い・普通を冷静に分析して一番いい球を狙う
落合の手法は、たった7戦の日本シリーズでは効果が発揮されない。