2016.9.21 05:02
虎・高山が“特守”「打」記録だけじゃなく課題も克服へ
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160921/tig16092105020010-n1.html

 阪神・高山俊外野手(23)は20日、巨人戦が中止となり、室内練習場で
行われた練習に参加した。セ・リーグ新人王の最有力候補だが、この日は“特
守”に精を出した。

 「あと6試合ですけど、基本のことをやってもらいました。そういうのも含
めて(秋季)キャンプからやっていくと、話してもらいました」

 中村外野守備走塁コーチに付き添われ、室内練習場の最も奧のスペースが特
訓の場となった。ゆっくりと転がされたボールを腰を落として捕球し、確実な
ステップをして送球する練習を約30分繰り返した。同コーチは「うまくなる
ためにね、基本的なことを。これまでやったことがなかったと言うから」と明
かす。打撃力が注目されるが、リーグ外野手ワーストの6失策も、来季以降の
大きな課題だ。

 「一本一本の積み重ねてやっていければいい。その先に記録があると思って
います」

 1998年に坪井智哉がマークした球団新人記録の135安打まであと4。
58年の長嶋茂雄(巨人)が記録した新人最多猛打賞14まであと1。大記録
を目指しながら、来季への課題もつぶしていく。