石井ら打撃コーチ陣は、結果に対して注文はつけない。打った、打たないだけで話はしない。

「球種は何を待っていたのか」

「試合前に見た映像とどう違ったのか」

「どういう気持ちで打席にいたか」

結果は簡単にコントロールできないが、アプローチは自分でコントロールできるもの。
修正すべきは、そこにある。打席に入るまでの準備がしっかりできているからこそ、迷いなく力強く
バットを振れるのだ。指示通り選手がバットを振り、その結果アウトとなっても打撃コーチ陣は選手
を責めるようなことはしなかった。

http://number.bunshun.jp/articles/-/826471?page=2