阪神望月「何事も貪欲」前向き姿勢エースの資格あり
http://www.nikkansports.com/baseball/column/naruohama/news/1708916.html

 「コンビネーションの息が合った時は、いいピッチングができる。とよく言
われますが、今日は岡崎さんが引っ張ってくれたんですけど、息はうまく合っ
ていました。ストレートひとつにしても、意識してファウルを打たせることが
できましたし、バッターを追い込んで勝負できたのも完投につながったと思い
ます。力で勝負することができましたし、プロ入りしてから14試合目の登板
ですが、今までで一番いいピッチングができました」

 ウエスタン・リーグ公式戦。優勝争いをしている好調中日からの初完投勝利。
それも、高卒の新人でありながら阪神では112試合消化して、守屋に次いで
2人目というから大したもの。注目している投手に取材している目の前でいい
ピッチングをされると、何故か血が騒ぐ。話を聞いてみたくなる。そして、そ
の会話の中で将来の期待が持てる。楽しみな話が出てくるなら、なおさら原稿
が書きたくなる。阪神の高卒ルーキー望月惇志(19)である。このコーナー
何回目かなあ……。まあ、いいや。飛びついて手繰り寄せた話は初完投勝利で
はない。これだ。

 「福原さんとよくキャッチボールをさせていただくんですが、その時の福原
さんの体の動きとか、腰の使い方などを見ていると“なるほど”と思うことが
よくあるんです。だから、そういう動きは取り入れることにしています。本当、
いい勉強をさせていただいていますし、ありがたいです」