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アトピーの人が心の悩みを打ち明ける 祝69記念スレ

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0265名無しさん@まいぺ〜す
垢版 |
2022/02/13(日) 18:40:08.75ID:PqpSiA6C
>>264

ステロイド投与が引き起こす免疫不全とは

 では,ステロイドによってどのような免疫不全が起きるのでしょうか。最も有名なものは「細胞性免疫の低下」ですね。ステロイドを投与するとT細胞,なかでもCD4陽性ヘルパーT細胞(Th)が低下します2)。第11回(3220号)で説明したとおり,Thは樹状細胞により抗原提示されることで5つのsubsetに分化します。細胞性免疫で特に重要なのがTh 1,Th 2,Th 17でした。Th 1はIFN-γを産生することで細胞内寄生菌に対する免疫を司っていますが,ステロイドによる影響は特にこのTh 1に対して最も大きいとされています3)。

 それでは他の免疫不全はどうでしょうか。まず,ステロイドにより皮膚が菲薄化します4)。これにより「皮膚バリアの破綻」が起こりやすくなります。また,好中球に対する影響もよく知られています。特に重要なのは好中球遊走能の低下です。皆さんもよく経験されているかと思いますが,ステロイド使用患者では好中球が増加しますね。これは骨髄から好中球の放出を増加させることも一因ですが,好中球が血管壁に接着して血管外の炎症部位へ遊走しようとするのをステロイドが抑制し,結果として好中球が血管内に多くとどまるからです5)。そのため,ステロイドの投与により「好中球の機能低下」が見られるのです。

 最後に液性免疫への影響はどうでしょうか。ステロイド投与によりT細胞ほどではありませんが,B細胞も低下させることが知られていますし6),投与後数週間で免疫グロブリンも可逆的に低下します7)。従って,「液性免疫低下」も軽度見られると考えられています。
0266名無しさん@まいぺ〜す
垢版 |
2022/02/13(日) 18:44:45.71ID:PqpSiA6C
ステロイドは,感染免疫を担当する白血球の血行動態やその機能に影響 する.特にCD4 陽性T細胞を減少させ,細胞内寄生菌や真菌,ウイルスに よる日和見感染症を発症させる.また,炎症部位や感染巣への好中球の遊 走能や貪食能も低下させるため,細菌感染症の発症にも注意が必要であ る.そのリスクは,ステロイドの投与量が多いほど,投与期間が長いほど 増加するが,リスクを定量的に評価することは難しい.そのため,投与開 始後には,慎重に経過を観察し,適切な感染症予防や診断・治療を行うこ とが患者の予後を左右する.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/11/108_2268/_pdf

他人がステロイドには副作用関係ないと言うてもそいつは自分の発言には責任は持たないからな
自分の身体なんだから、自己責任で
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