プロトピックにリバウンドや依存が無いという論文↓

Community practitioner(Vol78, Num12, Dec 2005)より
乳児期の皮膚への影響はステロイド外用剤よりもカルシニューリン阻害剤のほうが少ないことは、最新のJ. invest. Dermatol誌に掲載された本論文で示されたので、
わたしは、数年後には乳児期のアトピー性皮膚炎の治療にはカルシニューリン阻害薬が第一選択になるかもしれないと思います。
そして、その後数十年かけて、アトピー性皮膚炎患者数が減少していけば、はじめてロシアの小児科の先生の仮説は正しかった、ということになるのかもしれません。(それまでは、検証は難しいと思います)
話は戻って、カルシニューリン阻害剤は先日解説したCorkらのプロテアーゼをup-regulateしないので、addictionを引き起こしにくいと記されていました。