大分前に書いたけど、アトピーで一括りにしてるけど、何のアレルゲンに強く反応するかは個人個人違う。
花粉症でも、ブタクサ、杉、コクラとか強く反応するアレルゲンは、個人個人で異なる。
風邪引いても、病名は風邪だが、咳なのか、鼻なのか、発熱なのか、免疫が反応し対応する有り様は様々。

ステは代謝の機能もあったから、肌を強制修復する点で、万人に視覚として分かり易い薬だったけど、
対免疫に関しては、阻害なのであり、個人が実際に反応し対応している免疫に対応して無いと、あまり意味を成さない。
風邪に例えると、咳に発熱の薬を使っても症状は良くならないと言う事で、それは当然の話。

なので、プロトピックやコレチクムは、各々違う免疫の仕組みに対応したと言う意味で、
風邪だと、咳き用、発熱用などの専門性を持った薬のような選択肢が、アトピーにも出来て、選択肢が増えたんだと、以前書いた。

同じ花粉症でも、自分のアレルゲンが杉だからといって、ブタクサがアレルゲンの人に強要するのが妥当で無いように、
自分に効いたからと言って、他人に強要するのは妥当では無い。

近い将来(数年)、また違うタイプの新薬が出て来るだろうけど、それも違う免疫阻害なので、
自分に合った薬を選択するのが最善解。相手の免疫応答の事をよく知りもせず、強要するのは愚かな事に他ならない。