>>245
中等症以上のアトピーは全身症状だから、炎症がでてる部位だけをステロイドで叩いても他の場所に移動する
皮膚表面の炎症だけを叩いてもすぐにぶり返す

頭含めた全身にステロイドを一気に使って短期間で目に見えない身体内部の炎症まで全て取りきらないと意味がない

寛解導入治療といって、最初の2週間は副作用度外視で全力でステロイドを使う

その後はTARCの値と副作用の状態を見ながらステロイドを塗る頻度を調整減薬、顔はプロトピックに切り替え、最終的に保湿メインの寛解維持のプロセスへと移行する

寛解状態を維持していけば炎症痒み乾燥がなくなる
TARC好酸球IgEの値が徐々に下がって炎症体質が解消される

ただしステロイドを長期間使った身体は代謝不十分のため当面の間は毎日の保湿が必要

保湿しないと再びアレルゲン曝露してリバウンドする
運動して汗かいて徐々に代謝機能を回復させる

炎症が出ている時は汗をかくことによる症状悪化リスクの方が高いので汗はかかないようにする

寛解してからは汗を積極的にかくようにする