>>46 もう少し、詳しく記しておきましょうか。

・抗アレルギー薬 (アレルギー作用別に存在して、総称になっている)
[基本] 肥満マスト細胞(造血幹細胞由来)からの化学伝達物質の放出を阻害
[薬効分類] 「抗アレルギー薬」

抗ヒスタミンを作用付加したものもある。
その他 抗ロイコトリエン /トロンボキサン合成阻害・拮抗 /Th2サイトカイン阻害 など

・抗ヒスタミン薬
[基本] ヒスタミン受容体にヒスタミンが結合するのを阻害 (中枢神経系)
[薬効分類] 「その他のアレルギー用薬」か「抗ヒスタミン剤」

第一世代抗ヒスタミン薬は血液脳関門を通過し、ヒスタミン受容体以外にも作用し、。
(眠気(中枢神経抑制作用)、便秘、口渇き、胸やけ(抗コリン作用)も生じてしまっていた。
これを改善したのが第二世代抗ヒスタミン薬。

なので、明らかに作用機構が異なります。
書きながら気付いたけど、アレルギー用薬をひとまとめで、抗アレルギー薬として
会話では使うことが、多いなと。抗ヒスタミンを作用付加したものがあるから混同するんだろうね。