566です。

確かに米国の民間保険に入るにはいくつかハードルがあるから
みんながすぐできる訳じゃないね。ごめんね。最初のハードルは
米国のSSN(社会保障番号)で、これは留学生ビサとか労働ビサが
あれば取れる。短期の語学留学でもいい。

次に民間の保険会社で健康保険に入る。保険会社はSSN以外は
聞いてこない。保険料はピンキリだけど、安いやつでも高いやつでも
Dupixentは結局別申請が必要なので多分保険料による違いはあまり
ないと思う。一人で入るなら保険料は$100-$300くらい。ただ保険会社によって
precondition(持病)があると断られたり、優先患者の申請が通りやすいところと、
通りにくいところがある。

具体的にあげるとUnited HealthcareはDupixentのカバーの実績がある。
UHでは薬代自己負担$0という話も聞く。

医者の選び方はDupixentの治験を実施していた機関を選ぶと良い。
一般の皮膚科医でも処方してくれるけど、副作用が出た時とか、過去の
実績がある方が絶対に良い。ちなみに治験自体は、FDAが三月に認可した
時点ですでに終了している。診察費の自己負担は多分一回$200以内だと思う。
2、3ヶ月隔週で通って、自己注射ができるようになるまで、と考えている。
当たり前だけど、保険料は薬を受け取り続ける限り、ずっと支払い続けないと
いけない。そのうち日本でも認可になるだろうから、それまでの我慢。

先に書いたように、高額な薬を必要とする治療では、保険会社に優先患者
の申請を出さないといけないことが多い。僕はまだこの作業はしていないけど
概要としては、保険会社が要求する書類を医者に記入して貰う。FDAの
ガイドラインとしては中程度から重症な患者であること。他の治療方法、
例えばステロイド、プロトピック、UV光線療法など他の治療で効果が
なかったという患者を優先ということになっている。実際にはこの点は
医者の裁量次第なので、心配しなくて良いらしい。