>>628
皮膚が「乾燥状態」に陥ると、皮膚は「バリア機能を失った」と判断し、表皮と真皮の境界部までしか来てい
ないはずの神経が表皮中間部まで伸長し皮膚表面の様子を探りにくる。これはNGF(Nerve growth factor)
つまり「神経成長因子」が働いている状態。
こうなると神経が皮膚の表面近い所まで来るので、ほんの少し(例えば、くすぐったい、など)の刺激でも痒い
と感じるほど神経(痒み)過敏状態に陥り、掻かずにはいられないほど痒くなる。
ここで掻くとマスト細胞が脱顆粒してヒスタミンが出て、さらにさらにかゆくなる痒みの無限ループ。
対策としては、熱シャ直後はワセリンを塗り乾燥を防ぐことで最悪は回避できると思う。