アトピーを発症しやすい体質ってall-or-nothing じゃないわけで


私の様な真性アトピーは、おそらく昔の生活環境でもアトピー性皮膚炎を発症していただろうし、
私はいつもツベルクリン反応では陰性をしめすから、アトピーを発症する以前に結核で淘汰されていたかもしれない。

現代では、皮膚のバリア機能を損なう要因が数多く生まれ、 アレルゲンが容易に体内に侵入するようになる。
アレルギーはアレルゲンによる感作を繰り返し受けることによって増幅されていくので、
昔なら発症せずに済んでいた、アトピー素因を潜在的に持っている人までも、発症してしまうようになったんじゃないでしょうか?

アトピー性皮膚炎患者の数が昔よりも増加した背景には、
発症はせずとも潜在的なアトピー素因を持っていた者の数も考慮に入れないといけないと思います。