抗炎症薬(NSAIDsなど)は、抗炎症作用もあるPGE2の産生を抑制し、
T細胞からのインターロイキン-2(IL-2)やインターフェロン-γ
(IFN-γ)の産生などを増加させ、強い免疫的炎症反応を起し、組織
損傷を増加させる危険もある。また、抗炎症薬(NSAIDsなど)は、
LTC4、D4、E4の産生を増加させ、気管支喘息の発作を増悪させる危険もある。