そばに居たいと君は言ったけど 君はただ居場所が欲しかっただけなんだね
いつだったか 好きなようにしていいよって 言ったこともあったね
友達が欲しかったと君は言ったけど 君はただなぐさめが欲しかっただけなんだね
いつだったか 僕にそうさせてくれって 言ったこともあったね
でも僕は 本当は孤独だったんだ とても孤独だったんだ

愛してるなんて 言わないでくれ
それは偽りだって わかってるから

つらい時に 僕が挫けている時に 君はそばに来て助けてくれたね
いつだったか 君は僕のそばで一生懸命明るく振舞ってくれた
だから僕は君を僕の家に連れても来たし 心の中にまで迎えて
君の思うままにさせてあげたんだ

だけど僕は 本当は孤独で 憂鬱だった
本当は どうすればいいのかわからなかっただけなんだ

愛してるなんて 言わないでくれ
だってそれは うわべだけの言葉でしかないから

時は何を知るべきかを教え
時は愛が何のためにあるのかを示し
そして今 時は出発の時を告げている
確かに 僕も誰かが欲しかったのかも知れない
でも時は過ぎて 独りで生きてゆく時が来たのかも知れない

だから愛してるなんて言わないで
それはただの嘘でしかないから