七夕の行事に疑問を持たれませんか?
七夕伝説は、天文学と明らかに矛盾しています。
(そんなことはわざわざ言わなくても皆さんおわかりかと思いますが。)
天の川は、銀河系という星の集団であって、天上の河川ではありません。
ヴェガもアルタイルも、互いの距離は光速でも少なくとも片道1日をはるか上回る距離のはずで、7月7日の1日だけでは、会うどころか、片道通信も不可能なはずです。
つまり、七夕祭りは、なんら根拠のない、迷信に基づく行事、はっきり言えば嘘つき行事です。
ではなぜ、7月7日には七夕祭りを祝わなければならないという掟を日本人は守るのでしょうか?
この天文学の知識に触れた時点で、論理的な人間なら、天文学か、七夕の伝統のどちらかを捨てるはずです。
それとも天文学が間違いなのでしょうか?
それともこの天文学の知識が一般的でないのでしょうか?
そもそも私には、大多数の日本人にとってこの矛盾に関心がないように思えますが、皆さんはこの矛盾をどう考えますか?